【生地】キルティングor中厚手生地 ~メリットとデメリット~
生地の種類については、前回 コチラ で解説しました。
さていよいよ選び方ですね。
とはいえ、それぞれの生地のメリットとデメリットを知らないと選択出来ませんよね(^_^)
今回は、キルティング生地と中厚手生地を比較してしましょう!
キルティング生地のメリットとデメリット
キルティング生地のメリット
- メリット:とっても丈夫。
- メリット:重い物を入れても型崩れなし。
- メリット:クッション効果があって中身を守る。
- メリット:裏地が不要で作るのがカンタン
キルティング生地のデメリット
- デメリット:価格が高い
- デメリット:洗濯後に乾きにくい
- デメリット:生地の種類が少ない
- デメリット:ちょっと見た目が子供っぽい
- デメリット:分厚いからミシンで縫いにくい
普通に生地屋さんで購入した場合、キルティング生地はおおむね中厚手生地の2倍くらいの価格です。
綿を挟んで加工する分、原価が高いんですね。
これがつまり4つめのデメリット「生地の種類が少ない」につながっているんです。
メーカーがキルティング加工済みの製品を販売していない場合は、
生地屋さんが独自に加工を行うこともあります。
だいたい12m単位で工場に加工依頼するので、超人気で売れ残らなさそうなものしか加工に出せません。
「この生地のキルティング生地はありませんか?」というお問い合わせをいただく事も多いんですが
キルティング生地の種類がそもそも少ないのはこういう理由なんですね。
ご希望に添えずスミマセンm(_ _)m
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中厚手生地のメリットとデメリット
次に普通生地(中厚手生地)のメリットとデメリットです。
まずは、
中厚手生地レッスンバッグのメリット
- メリット:小さく折りたためるから持ち運びがカンタン。
- メリット:大人っぽい見た目なので年齢が上がっても使える。
- メリット:お洗濯後に乾きやすい。
- メリット:ミシンが無くても頑張れば手縫いで作れる。
個人的には、小学校の子供には中厚手生地のレッスンバッグをもたせたいと思っています。
なぜなら、小学生にとってのレッスンバッグは補助バッグとしての役割が大きいから。
学期末に荷物を持ち帰ったり、校外学習の時にサブバッグとして使ったり。
そういうシーンを考えると、小さくたたんで持ち運べる中厚手生地がベターかな?と思うのです。
中厚手生地レッスンバッグのデメリット
- デメリット:丈夫度、長持ち度はキルティングに劣る。
- デメリット:伸びやへたりが出やすい。
- デメリット:裏地付きのものは作るのが少し難しい。
お使いになるシーンによってはガンガンお洗濯する必要があるかも。
そういう時には、洗濯後の乾燥がすごく重要ですので、中厚手生地はオススメですね。
あとは入れるもの。
着替えや軽いものを入れて使う時には問題ありませんが、
絵本を入れっぱなしにするなどの場合には、中厚手生地のバッグではヘタリが気になるかも。
そして重要な製作難易度!
裏地をつける工程も、te-tteのオリジナルマニュアルで詳しくご説明していますが、
「自信がない・・・」という方は、裏地不要のキルティングがいいかもしれませんね。
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年齢と使うシーンを考えて選んでみましょう♪
さてさて、メリットとデメリットが出揃ったところで、どちらか選んでみましょう。
まず基準にしたいのは、お子さんの年齢です。
年齢の低いお子さん向けには、多くのキルティング生地が販売されています。
また、幼稚園、保育園の子どもたちは結構ムチャな持ち歩きをしたり(^_^;)
ブンブン振り回したりしますよね。
なので、キルティング生地を選ぶのがベターだと思います。
小学生以上のお子さんにとっては、レッスンバッグは学期末の荷物の持ち帰りや
着替え、行事の時のサブバッグ的に使うことが多いようです。
そうなると、ランドセルに畳んで入れやすいかどうか、という点も重要ですね。
(店長もこの点を考えて、小学校の子供には中厚手生地でレッスンバッグを作ってあげました。)
一方、学校の机の横に借りた本を掛けておく「図書館用バッグ」として使う学校も。
この場合、机の横にかけておいてもへたりにくいキルティングがオススメですね♪
年齢、使うシーンに合わせて、ぜひお子さんにピッタリの生地を選んであげて下さい!
(結局どんなシーンにも合わせて使えるように、2種類用意すればいいのかもですね ^^;;)
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