【生地】キルティングと中厚手生地の違い
入園準備の手作り品もいろいろあります。
一番メジャーで、ほぼ間違いなく「作るリスト」に入っているのは、「レッスンバッグ」「手提げ袋」じゃないでしょうか。
小学校でも「絵本バッグ」として用意する必要があったりしますね。
お客様からよく質問されるのは「生地の種類はどう選べばいいんでしょう?」という事です。
今回は、レッスンバッグを作る場合の生地について、主なものを見てみましょう。
レッスンバッグ用の生地とは
レッスンバッグ作成用の生地としては、
・キルティング
・中厚手生地(オックス生地、キャンバス生地、カツラギ、ハーフリネン生地など)
の2種類があげられます。
キルティング生地とは
幼稚園や保育園のバッグでは、「キルティング生地」を指定される場合が多いですね。
キルティング生地とは、表地と薄手の裏地の間に、フカフカの綿を挟む。
更にそれがずれないようにマス目状にミシンがけしたのがキルティング生地。
分厚くて、価格も高いのが特徴。
ちなみに、コチラ↓がキルティング生地(裏地無し)で作成したバッグです。
通園カバン、サブバッグとしてはこれが一般的ですね。
キルティング生地と一口に言っても、表地の種類によって呼び名が変わってきます。
薄手のシーチングが表地の場合はシーチングキルト。
キャラクター生地のほとんどは、もともとがオックス生地という中厚手生地。
それをキルティング加工したものだからオックスキルト。
このオックスキルトでできたキルティング生地は特に丈夫で、お値段もお高めです。(^_^;)
キルティングを使ったレッスンバッグ 手作りキットをお探しの場合はこちらからどうぞ。
>> 【te-tteのキルティング レッスンバッグ手作りキット】 <<
中厚手生地とは
実は中厚手生地、というのは正式名称ではないんです。
比較的厚みとハリがあり、バッグ作りに向いているものを「中厚手」としている場合が多いですね。
市販の生地にはローンやシーチングなどという薄手の生地もあります。
でもこれはさすがにペラッペラすぎてバッグには向きません。
te-tteで「中厚手生地」としているのは、
・オックス生地
・キャンバス生地(帆布)
・リネン、ハーフリネン(綿麻生地)
・ツイル生地
などです。
どれも、1枚でバッグに仕立てるには心もとない厚みです。
te-tteのキットでは、これらの中厚手生地に、中厚手(無地のオックス生地や薄手のデニム生地)を裏地としてお付けしています。
2枚で仕立てるとキルティングにも劣らない丈夫なレッスンバッグに仕上がるんですよ。
そして、こちら↓が中厚手生地(綿麻生地)+中厚手の裏地で作った、中厚手生地のレッスンバッグ。
接着芯などは使っていないのでちょっとクタっとしています。
でも強度としては十分ですよ♪
これを押さえた上で、それぞれのメリット、デメリットからレッスンバッグの生地を選んでみましょう!